依頼分析 Product
お客様からの様々な分析のご相談に乗らせて頂いています。
また、お客様同席の下での分析・測定もお請けすることもできますので、お気軽にご相談ください。
分析内容
水や水溶液に溶け込んでいる成分を調べたい
主な分析方法
・各種滴定分析
・発光分光分析
・蛍光X線分析
主な分析機器・特徴
ICP発光分光分析装置 / アジレント・テクノロジー(株) 5110 ICP-OES
ICP発光分光分析装置は、高温のアルゴンプラズマ中に試料を導入することで、試料中に含まれる元素を特定し、定量することができる分析装置です。
多元素同時測定が出来ますので、試料に含まれている微量成分をすばやく定性分析したり、複数成分の定量を短時間で行うことが出来ます。水溶液試料中の金属元素の分析に使用しています。
マイクロ波プラズマ原子発光分光分析装置 / アジレント・テクノロジー(株) 4210 MP-AES
マイクロ波プラズマ原子発光分光分析装置(MP-AES)は、ICP-OESと同じように、プラズマによって試料の脱溶媒、原子化等を行っていますが、ICP-OESが高周波電流によるアルゴンプラズマであるのに対し、MP-AESはマイクロ波による窒素プラズマを使用しています。更に、当社のMP-AESは、空気中の窒素を取り出してプラズマ形成に利用しています。
ICP-OES同様、水溶液試料中の金属元素の定量分析に使用しています。
エネルギー分散型蛍光X線分析装置 / (株)島津製作所 EDX-7200
FP法(ファンダメンタル・パラメーター法)を用いることで、固体、粉体や液体試料の組成を標準物質無しで半定量することができます。
また、大型試料室を有しているので、最大300×275×約100 mmまでの大型試料を測定することができます。
排水の汚れ・濁りの程度を調べたい
主な分析方法
・BOD分析
・COD分析
・TOC分析
・濁度測定
主な分析機器・特徴
TOC計 / (株)アナリティクイエナ ジャパン multi N/C 3100
水に溶け込んでいる有機物量を、炭素(C)の量として定量する分析装置です。
TOC(Total Organic Carbon、全有機体炭素)は水質汚濁の指標の一つであり、JIS K 0102「工場排水試験方法」にも記載されています。
当社の分析装置は、800℃に加熱した酸化触媒によって水中の有機物を二酸化炭素へと酸化する「燃焼酸化‐赤外線式 TOC分析法」に準拠しています。水質汚濁の指標である「BOD」や「COD」よりも迅速に分析結果を出すことが出来ます。
濁度・色度計 / 日本電色工業(株) WA 6000
水の濁りの度合い(濁度)を測定する装置です。
当社の濁度計は『積分球式』と呼ばれる測定方式のものであり、公定法(JIS K 0101 工業用水試験法、上水試験法)にも準拠しています。
また、濁度と同時に色度(水の着色の度合い)も測定することが出来ます。
固体や粉体の組成を調べたい
主な分析機器・特徴
エネルギー分散型蛍光X線分析装置 / (株)島津製作所 EDX-7200
FP法(ファンダメンタル・パラメーター法)を用いることで、固体、粉体や液体試料の組成を標準物質無しで半定量することができます。
また、大型試料室を有しているので、最大300×275×約100 mmまでの大型試料を測定することができます。
サンプルの微小な構造を観察したい
主な分析機器・特徴
卓上(電子)顕微鏡 / (株)日立ハイテク TM3000
最大70φ×50 mmの固体試料の表面を、20,000倍程度まで拡大して観察することができます。
製品の物性(粒度分布、粘度)を調べたい
主な分析機器・特徴
レーザ回折式 粒子径分布測定装置 / (株)島津製作所 SALD-2300
耳かき1杯程度の ごく少量のサンプル量で、0.1µm~2mmφまでの粒度分布が測定できます。
基本的に試料を水に分散させて測定しますので、水溶性試料の測定は不得意ですが、アルコール等の有機溶媒に不溶の試料であれば、測定溶媒を替えて測定することができます。
粘度計 / 東機産業(株) TVB-10M
液体やスラリーの粘度を測定する装置です。
回転体が流体から受ける抵抗を回転トルクなどから読み取る回転粘度計ですので、モーターの回転数を変えることで、非ニュートン流体の測定も行えます。
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